更年期障害とホルモン治療
更年期障害は更年期に入ると起こってくる独特の症状が悪化した状態です。更年期には女性ホルモンに分泌の状態が変わります。ホルモンのバランスが崩れていろいろな体調の不良を引き起こすと言われています。ですから、そのホルモンのバランスを元に戻すために女性ホルモンを投与する治療が行われることがあります。このホルモン治療をHRT・ホルモン補充療法といいます。
HRTには4種類の方法があります。その内の一つがエストロゲン単独投与法です。エストロゲンは更年期になると分泌が著しく減少するホルモンです。そのエストロゲンを投与することでホルモンバランスを回復させ、更年期障害の症状を改善させるのです。
ただ、このエストロゲン単独投与法はエストロゲンのみを長く投与する方法となり、エストロゲンの長期投与はわずかですが、子宮体がんのリスクを高めてしまいます。それ故エストロゲン単独投与法は更年期までに子宮を摘出していて子宮体がんの危険のない人にしか行えません。このリスクを回避するためには持続併用投与法が行われます。
